ただつらつらと文字書くのが好きです。

チョンジョングクに完全降伏しよう 〜性格悪いと思ってハマった推しが全然天使だった〜

 

 

ジョングク、お誕生日おめでとう!!!!!この世に生を受けてくれてありがとう。前置きとして一言書いておきたい。このブログは呆れるほど長い。1ヶ月前から思い立って暇な時間の合間を縫ってちょこちょこ思いの丈を文字にしていった結果、遺書ですか?死ぬ間際??????という感じになってしまった。大前提に、これは私の渾身の独り言回顧録です。読む人の負担とかほとんど考えてない。それに特に面白くない。なので最後まで読むのは相当面倒臭いと思う。それでも読んでくれるやさしい方にはなんかいいことあります。たぶん。

 

 

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はじまりは不純な動機だった。断っておくが犯罪者の取り調べ供述の出だしではない。ジョングクに堕ちたときの話だ。わたしはもともと性格の悪いイケメンにこの上なく惹かれてしまう少々歪んだ性癖があった。子供の時から漫画やアニメのヒロインよりも悪役が好きだったので間違いない。中学受験をして中高一貫の女子校に入学し、わたしの性癖の拗れは加速した。周りが次々ドルオタになっていく中で、わたしは1人冷めきっていた。なにかのオタクをしていた経験としては一時期某俳優にハマっていたがその理由は彼を知った時の役柄がゲスいクソ不良だったからだ。アイドルなんてどこがいいのか全然わからない。ファンに甘い声出して品行方正で優しいだけの存在だと思っていた。

 

 

しかしたまたま防弾少年団を知って、ジョングクの写真見たとき、わたしは圧倒的直感で確信を持ってしまっていた。

 

この人絶対性格悪い!!!!!!!絶対女抱きまくってるにちがいねえ!!!!!!!顔が18禁だもん!!!!普段からチャラいんだろ?!そうだろ!?!?!?

 

 

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今思うとお前人の印象見誤りすぎ草。いやまじで。Cute Cookie♡みたいな海外アミの作った動画関連欄にあっただろうが???????

でも私は本気でそう思ったのだ。生意気そうな顔してる写真ばっかりフォルダに保存して、オラオラパフォーマンスの代表格であるRainismの動画を朝から晩まで再生して推しの性悪男イメージを勝手に膨らませた。正直、気持ち悪すぎる。(オタ垢を作った当初から妄想ツイートばかりしていたのもそんな私の心境の現れだが今振り返ると迷惑が過ぎる)ジョングクに罵られる夢とか見て興奮もしました。罪深い私をどうか殴ってください.....そんな風に歪んだ見方でジョングクの魅力を見出し遅ればせながら人生史上初めてのドルオタライフをスタートさせた私。が、しかし、

 

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はあ〜〜〜〜絶対ヤバい男や、そういう目ですよこれは

 

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う〜〜〜〜ん、イイ

 

 

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おっ

 

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................あれ?

 

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ふ〜〜〜〜〜〜ん

 

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ジョングクがただの性格良すぎる天性の優男だということはすぐにわかった。

 

アミの前ではどんな時も笑顔を絶やさず、ヒョンの前で弱音を吐かず、各国ツアーではどの公演でも平等に力を注ぎ、日本ペンミでたまたま体調が思わしくなく自分の理想のパフォーマンスが出来なかったと、だからアミの皆さんに会いにきましたと行ってホテルからライブ放送をしてくれて、日本ではJPOPをこっそり覚えて歌い、台湾では台湾の曲を、欧米では精一杯の英語を駆使したコメントをする。サイン会に幼い子供がくると優しいオッパの顔をして、ライブ中に具合が悪くなったファンに自分のボトルを咄嗟に手渡して、ジョングクはただのいいやつだった。星の数ほど女抱きましたみたいな色気を携えているくせに、激しいダンスパフォーマンスでは凶暴な猛獣みたいな目をするくせに、ヒョン達の前でめちゃくちゃ生意気そうな顔するくせに、ジョングクは全然、優しくてあったかくて真面目でまっすぐなアイドルだった。

 

 

正反対の要素に惹かれて(勝手にこっちが堕ちただけなんだけど)推し始めて、どんどんほんとうのジョングク像を知って、わたしが思い込んでいたジョングクのキャラクターと本人が食い違っていたわけなのだけど、わたしはそこで冷めるどころかどんどん沼に溺れていったのだから我ながら笑えた。あれだけ優しさを振りまくだけのアイドルなんてハマらないと思っていたのに。

 

 

いや、それがそもそも間違いだった。ジョングクは決して、なんでもできて、品行方正で、優しいだけの薄っぺらアイドルではなかった。

 


ジョングクはどういう男か、というと、彼はわたしの中ではものすごく複雑な人なのだ。これはわたしがジョングクについて感じているあらゆる感情をひとまとめにして精製された二文字の形容詞。ジョングクはアイドルのなかでもすごく”王道アイドル”的な位置付けに認識されていると思う。くせのない甘いビジュアルに、聴いたら1発で染み込んでくる爽やかな歌声、隙のないダンスパフォーマンス。ジョングクのアイドルとしてのスキルをグラフに表そうとしたら、多分だけどものすごく綺麗な三角形とか五角形ができるんじゃないだろうか。王道たる所以はそこにある。それはわたしもその通りだと思う。

 

でも、本人はなんとなくその称号を受け取ろうとしていないような節がある。それは雑誌やさまざまな過去コンテンツのインタビューの答えから伺いしれる。最近ではCamCamで”ダンスも歌もできて完璧だと周りから褒めていただくのですが、そんなことはなくて、個人的には何かひとつ特別に秀でた才能があればいいのにと思います”と答えていた。

(どう考えても特別に秀でまくった才能が複数あるやんけ〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?)

たぶんジョングクは完璧とか王道とかオールマイティとかいう言葉をかけられるたびに、そこになんとなく歯がゆい響きを感じ取っているのではないだろうか。

 

ジョングクは本当に完璧か?王道ドルか?オールマイティか?品行方正プリンスか?優しいだけが本質か?可愛い可愛いウリベイビーなのか?

 

ジョングクはたぶん完璧ではない。

 

オタク、あるまじき発言だと思う。たいていのオタクにとって推しは絶対神である。私にとってもジョングクはそうだ。だから本当は、私の中ではジョングクは完璧だ。パーフェクトヒューマンだし、非の打ち所がないし、全てが好きだ。でも、本人が自分は完璧じゃないと言っている。それを尊重すべきでもある。

 

そもそも人間である以上欠けている部分は誰にでも在るものだし、ジョングクは人一倍ストイックで自分の足りない部分に敏感だから、きっとその意識は強いんじゃないかと思う。完璧とかなんでもできるとか毎日毎日言われまくったらちょっと息苦しいこともあるだろう。常にそのイメージを保たなければいけないプレッシャーも凄まじいに違いない。なにもジョングクに限ったことではないけど、ジョングクがこんなに才能に溢れた男でありながらいつまでも時たま自信なさげなのは、自分の不完全さをほんの少しだけ、ファンや自分を完璧だと褒める人たちに知っておいてほしいからなのかもしれない。知らんけど。

 

 

 

だからかジョングクはよく自分は勉強ができないと言う。正直勉強なんてできなくていいよかっこいいから。掛け算とABCわかればええて。

とはいえジョングクはかなりそれを気にしているようだ。グループ内にIQモンスター先輩がいるのも大きいだろう。彼の聡明さにはファンはもちろんメンバーもよく関心している。ジョングクは関心を超えて羨ましささえ感じているのではないかと思う。ただ、ジョングクはたしかに勉強ができないかもしれないけど(数学のテストのエピソード)それはジョングクに知性がないということにはならないと思う。

ジョングクは頭がいい。偏差値とかペーパーでは測れない賢さが絶対にある。彼はよく赤ちゃん扱いされているが(かくいう私もしょっちゅうベビーシッター)多分本当は全然大人だ。何年芸能界やってきてると思ってんだ。ジョングク様だぞ。そこらへんの22歳より何倍も、何十倍も苦労をして、その度に経験値を積んで、自分の不甲斐なさにもがいたり、苦しんだりしながらステージに立ち続けてきたことを想像すると、ジョングクはきっと実際のところものすごく成熟した思慮深さと感性を持ち合わせているに違いない。思い出すのは、ツアー中イギリス公演で足をぶつけて痛めて椅子に座っての出演になったときのこと。初日のジョングクがめっちゃ泣くからもうこっちまで泣きそうだったけど、日を経るにつれてジョングクはそのときのジョングクなりの新しい楽しませ方を見つけていた。椅子に座ったままでも上半身を思いっきり動かして、屈託のない笑顔で、幸せそうな顔で歌っていた。これは大人のジョングクの一面を垣間見た出来事だった。プロだから当たり前の対応かもしれないけど、それでもジョングクの切り替え能力、精神力には、彼の内面の深さと経験値による知性を感じざるを得ない。

 

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それからジョングクは実はすごくカッコつけボーイだ。言い方が適切かわからないけど、ジョングクペンには伝わってくれる、たぶん。ジョングクはメンバーの中でどう考えてもみんなからカワイイジャイアントベイビー扱いをされているが、本人は自分はどことなく兄ポジだと思っているような節がある。かわいい。ついこの間、ペットボトルのキャップチャレンジを見事成功させる天才動画が上がっていたけど、キャップを吹っ飛ばしてメンバーが歓声をあげる中、髪の毛をかきあげながらとんでもないドヤ顔をしていて笑った。かわいい。肝心なところで自己評価が低く、自分に手厳しい一方で、こういうところでは思いっきり俺すげ〜だろ?してるジョングク、好き。お兄ちゃんたちに意外と世話焼きなところもかわいい。たりょらでゲームの要領を掴みきれていない兄たちにもどかしそうにして俺がやりますよ!ていろいろやっちゃうのとか、負けると口を尖らせてるところとか、普通にただの弟すぎて尊みが限界値を突破してしまう。しかもたぶんちょっと頑固だし、気を許した相手にはわがままだし、甘えただし。ウ〜〜〜〜ン書きながら好きすぎて踊りたくなってきた。無理。やめて。耐えて自分。

加えてジョングクはかなり”自分をこう見せたい”というこだわりが強いような気がする。本人も飽きっぽいのはみとめているが、ドラムやらギターやらピアノやらボイパやらボクシングやらあれこれ挑戦しているのは、単にチャレンジ精神旺盛というだけではなくて、”これができたらカッコいいんじゃないか” という自分の理想イメージがあったからではないかと思う。ナチュラル無意識天然イケメンモードのジョングクも大好きだけど、こういう意識的に自分をカッコよく見せようとしている時のジョングクはすごく人間くさくていい。

 

 

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こうしてみると、ジョングクは決して漫画の王子様みたいな正統派アイドルとしての顔だけではなくて、ものすごくいろんな顔があって、それが絶妙なバランスで順番に顔を覗かせているんだなということがわかる。

 

 

ジョングクの不完全さが好きだ。完璧なようでいてたまにのぞく彼の脆い部分が好きだ。世界中で愛されるアイドルでありながら、心はいつまでも無邪気でまっすぐで少し生意気なおとこのこのままで。少年だったのにいつしか青年になっていて、心も身体も常に成長を続けている。そんな自分に甘んじることなく、心配になるくらい謙虚で、自分の可能性には貪欲で、情熱的なところが好き。未熟な部分を埋め合わせようともがきながら生きている人間らしいところが好き。知れば知るほど奥深く、すべてを知るのはおこがましいとさえ思える彼の内面が愛おしい。ジョングクはそれほどまでに自分が魅力的な人間だって気づいているだろうか?わからんけど、もし気づいてないのなら、そのままでいい。

 

 

ジョングクは単純な男ではないのだ。ただの爽やか王道万人ウケ完璧黄金マンネではないのである。ものすごくいろんなことを考えて、こどもだったり大人だったりして、天使みたいな笑顔も見せるし悪魔みたいな艶のある瞳も持ち合わせる、さまざまな要素を水彩絵の具みたいに溶かしあって、それが混ざってほかの組み合わせではもうできないような色を成しているのがジョングクという人間なんじゃないかと、ただのオタクは思ったりするのである。そこが大好きで、愛おしくて、ずっとずっと応援したいと思う理由なのだ。ジョングクはほかに替えが効く存在ではない。この先どんな魅力的なアーティストがこの世に存在しようと、それはジョングクの代わりにはならない。私だけではなくて、この地球上に存在するすべてのジョングクペンにとって揺るぎない事実だと思う。それは、ジョングク、あなたがアイドルという枠を超えて、一人の人間として限りなく魅力的で、輝いていて、どこまでも真っ直ぐだから。わたしはあなたの見かけや、才能や、生き方に触れて、そこだけに留まらず、あなたの魂ごと愛してしまっている。わたしのようなファンは世界中にいるだろうし、それはもう、たいへんなくらい素敵なことだ。わたしの人生において、アイドルにハマるということは、一切予定プランに載っていなかった。ちょっと顔がタイプだったから、先っちょ浸かる予定が、気づいたら全身ジョングクに支配されてしまった。もうこれは完全沼堕ちだ。わたしは世界一かっこよくて愛おしくて切ないくらいうつくしいジョングクに、白旗降って全力で降伏したい。

 

ジョングクはたとえ千万人の聴衆がいても、自分を求めてくれるたった一人のために寄り添って歌ってあげるようなひとだと思う。ジョングクはアイドルになったからファンに優しいのではなくて、優しい男がアイドルをしているだけの話なのだ。そんな最高な話ある?ジョングクほんとすきもう大好きハァ......

 

 

ジョングク、最高。

 

 

ジョングクを好きになって本当によかったと思う。後悔してる人なんて多分いないと思うけど。ありきたりすぎるけど、本当にこれに尽きる。ジョングクを知らなければ私は変わらずアイドルってつまんね〜と思いながら生きてた。マジで危なかった。何にもわからないまま大人になるところだった。ジョングクの人間的複雑さを知ってしまったら、その魅力に堕ちてしまったら、もうそんな風には思えない。

 

最後に、ジョングクの、ファンに対してこちらが求める分をはるかに超えた大きすぎる愛を与えてくれるところが好きだということを書いておく。ジョングクをきっかけにして浅いながらもKPOP界隈を知り、大抵のアイドルは様々な形でファンに報いようとしてくれる生き物だということを学んだ。だからといってジョングクのくれるファンへの愛が当たり前だとは思えない、ぜんぜん。ジョングクのファンは世界中に星の数ほど存在する訳だが、その一人一人の存在に想いを巡らせ、応えようとしてくれなければ、あれほどの愛は生まれないと思うから。あみのために多忙なスケジュールの中で必ず金曜にチャットをしようとしてくれたことも、なんでもあみが1番なのも、なんでもない日にカバーとかGCFを投稿してくれるのとか、愛でしかなくて、自惚れとかじゃなくて、推しに愛されてるファンで死ぬほど幸せだと思う。きっとその裏側には、ジョングクの生まれつきの心の優しさと、幼くしてデビューして、ある意味ではファンの存在が絶対になってしまっているということがある気がして、時々胸がぎゅっとなるけど。

 

 

ジョングクほどの男はもうこの先の人生で二度と見つからないだろうし、出会いたくないし、私の青春を捧げた最初で最後の永遠のアイドルになると思う。自己嫌悪で押し潰されそうな夜は何度もジョングクが単独放送をしていたVliveを聴いた。足を痛めた彼が”自分を責めないで、冷静に、出来ることから処理しようとして”と言っている部分を繰り返し聴いて、自分を奮い立たせて次の日も生きた。やる気が出ない日の朝はいつもeuphoriaを聴いた。ジョングクの歌声を聴きながら行きたくない学校に行くために駅まで自転車を漕ぐと、いつもの景色がちょっといい感じになる。

ジョングクは即効性の魔法の薬みたいなものだ。

少年団たちはLovemyselfと言うし、沢山の大人たちが”正しく自分を愛せる人が他の誰かも愛せるようになる”みたいなことを言うけど、わたしは防弾少年団を、ジョングクを愛してはじめて自分の人生ってなんか愛おしいかもしれないと思えるようになったのです。ジョングクへの愛で満たされてる自分を愛せるようになったんだよ。本当にありがとう、ジョングクの幸せと、健康だけをいつも願っています。

改めてお誕生日おめでとう!

 

 

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追記:性格の悪そうな顔した男は今も大好きです。